九州ツー 激走1800km

マリーン

2015年11月14日 13:16

今までは九州行きといえば、道中ずーっと車の中。それを打破したのが昨年の旅。
でも、どちらもクルマであることには変わりありません。
もっとスローな旅はないか?  
そうだ。愛車シグナス君との旅があるではないか。
でも遠いし、途中でギブアップしようにも簡単には帰って来られません。

熟慮に熟慮を重ね決心しました。(相変わらずの大袈裟振り)  「ヨシ行こう」   が、半年前。
以来スケジュール、ルートの検討に余念がありませんでした。
「旅は行くまで帰ってから。」 ですね。

いよいよ出発の日を迎え、勇躍出発します。
写真は見送りの女房殿がパチリ。

ついでに出発時のメーターも撮っておきます。

8398kmですね。 さあ、どこまで伸びるかな?

初日は滋賀県甲賀市。430kmくらいありそうです。この距離は私にとって未体験の世界です。
箱根峠のトイレ休憩以外はノンストップ。ひたすら走り続けます。

でも、昼飯は必要。お手軽なサンドイッチ。 今回の旅の昼食は、殆どセブンのサンド。

11時間かかって、やっと一泊目の宿に到着。 お楽しみの夕食ですが・・・

あと二つのおかずが出てきますが、安い(一泊二食6480円)ので、これ以上は望みません。

朝食も最小限。

こんなもんでしょう。

出発のとき、女将さんが泊まった人の写真を撮ってるとのことで、快諾しました。

私のカメラでも一枚パチリ。 7時51分です。

途中給油以外は無休憩。京都に到着しました。国道一号の五条大橋です。

9時20分。 この先のセブンで朝のコーヒーをいただきました。

今までで、三重、滋賀、京都の府県に突入したのに、
お決まりの写真はバイパスの激走中だったり、
気付かなかったりでありません。初めての写真です。

遂にココまで来たか、の感ですが、まだまだ先は長い。

2日目は、余裕のスケジュール。15時位には予約したホテルに到着。

岡山では、高校の時お世話になった先輩に久しぶりの再会となり、お酒をいっぱいいただきました。

3日目の朝。雨です。覚悟していました。

宿は岡山駅近くで設備もそれほど不満も無く激安。満足しました。
雨中のツーリングはラフアンドロードでゲットした靴カバーがガードしてくれます。

広島県に突入。

雨は降り続きます。

第一の観光地、鞆の浦に到着する頃には雨はあがってくれました。

右にある「いろは丸展示館」は、休館なのか時間前なのか閉まっています。
バイクなので狭い趣のある街中をウロウロ。江戸時代から続いている船具店を見つけました。

お嫁に着てから56年のご主人(お婆ちゃん)に、いろいろお話を伺い興味深いものがありました。

ご主人に教えられた、鞆の浦を見渡す高台(お寺)に行きたかったのですが、
同時に教えられた「フェリーの乗船地常石港まで結構な時間がかかりますよ」
との情報で、高台は断念しました。

常石港から、尾道港を目指します。

車両のほうは、「自転車」です。初めは愛車も自転車だよね。と、納得しましたが、
集金に来た船員さんの勘違い。原付は300円で後ほど追徴がありました。

陸路でもOKなのに、フェリーにしたのはこの景色も目的です。

常石造船の遠景です。

途中、百島(離島です)に寄港。好きな、島の風情です。

フェリーの中では客席に落ち着くことも無く、乗客甲板や車両甲板を行ったりきたり。

もうすぐ尾道港。入港を待つ愛車です。  一時間の船旅、満喫しました。

尾道上陸後、再びのフェリー。 「日本一短い船旅」 がウリでした。

船員さんが集金に来ます。バイク込みで110円。安っ。

さて、いよいよ今回の旅のメインイベント。「しまなみ街道を原付で渡る」のスタートです。

本土~四国 500円で渡ることができます。

券は、尾道駅の観光案内所で購入しておきました。

しまなみ海道を自転車や原付で走行するためには、島内を一般道で走る掟があります。

自転車の方は橋の上は快適なものの、一般道からの登りに難渋されている様子でした。

夜のフェリーまではたっぷり時間があります。

寄り道で立ち寄った水軍資料館。 残念。休館日でした。

最後の来島海峡大橋を渡る前に、一望できる山頂に結構な寄り道。

四国に上陸。橋を展望する糸山公園にてしばし休憩です。

午前中に降った雨が嘘のようなキレイな青空と来島海峡大橋です。

今治はタオルと造船の町。

見上げるような巨大船。学生時代の工場実習を思い出します。

乗船地の松山に到着しましたが、乗船出来るのは21時近くです。
それまではスーパーで買い物を済まし、港の待合室でひたすら時間つぶし。

乗船したら早速食事です。

船内では旨そうな、おでんも売っていましたので、ちょっと後悔。

さあ、明日はいよいよ九州入りです。興奮を酒で抑えての就寝となりました。

                                    続く






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