北海道鉄道旅2022 その2 稚内経由枝幸まで

マリーン

2022年05月06日 13:22

正面は音威子府駅から見えるゲストハウス「イケレ」です。

音威子府のゲストハウスは貴重な存在です。
宿に着いた時、ちょうどカフェのお客さん(音威子府に林業の研究で滞在している北大の准教授)がいて
この村に美味しいコーヒーがいただけるとこがあって有り難いとおっしゃっていました。
音威子府コーヒーと言うブランド付きです。
さて、北海道で一番小さな村、音威子府で朝を迎えました。


ドミトリータイプは四人部屋です。3300円。  
個室もあるようです。

ワンコインモーニングを用意していただきました。

1人だけのために用意していただき申し訳ないです。

退出するとき女将さんがお見送り。

お世話になりました。

人口600人ですが、他所からの高校生が百人ちょい居るようで、地元の人は500人以下のようです。

人口のわりには特急も止まる立派な駅です。

駅には廃線となった天北線の資料室もあります。

開館は9時。稚内行き発車は9時8分。今度ゆっくり見学しましょう。

雨が降っています。ホームには屋根がありませんので到着後に駆け込みました。


乗客は全員旅人の様子。

定刻に出発しましたが、3キロほど進んだとこで急停止。
機器の調子が悪いようで運転手さんが指令センターと連絡取りながら必死で点検。
なかなか直らないようです。
「困ったなぁ。稚内からの予定しているバスを逃したら予約しているホテルにはたどり着かないぞ」
「救援列車が来なければ、周りには道路も無いしクマが出そうな線路を雨の中歩くのかなぁ」
などなど頭の中を駆け巡ります。

ベレー帽のおばちゃんとお話出来ましたが、横浜市内からの旅人でした。
旅の話のおかげで待ち時間もあっという間。

運転手さん「直りませんので音威子府へ引き返します」
徐行は出来るようです。やれやれひとまずは良かった。
GPSの記録では、
09:08 音威子府発
09:12 急停止
09:50 引き返し発車
10:06 音威子府着

改札で、「また来ました~」と挨拶。

キハ54君です。

なんだかしょんぼりとうなだれているように見えました。


10:41 振替乗車の特急発車


良い天気になりました。


12:50 10分の遅延で稚内着

バスの発車が13:20なのでゆっくり食事できません。(予定では70分ほど)
なので、

セイコーマートの焼ちゃんぽん。イケる味でした。
ゆっくり食べたかったなあ。

ゆっくり出来ませんでしたが、予定していたバスに無事乗車。

ここからが本番となります。

稚内から乗り換え地の浜頓別までのキップ。

鉄道転換路線だけあって鉄道のキップそのものですね。

宗谷岬までは地元の方も含めてまあまあの乗車でしたが、

それからは、旅人の3名。

バイクでは何度も通ってますが、

バスだときょろきょろ出来ます。 思惑通り。

鬼志別停留場でトイレ休憩。

ここにも天北線の資料室あり。

鬼志別から再び乗車。

おいて行かれると真っ青なので若干緊張します。

バイクだと国道をまっすぐ進みますが、

普通の旅では通らない道を進みます。

浜頓別ターミナルに到着しました。

浜頓別は、今まで3回キャンプしているおなじみの町です。

中継地に着いての必須ルーチン。 時刻表確認。

ほとんど利用者が居ないと思われるターミナルでもちゃんと係員さんが居ます。

本日の目的地、枝幸ターミナル行きの乗車券。

鉄道キップ風、良いですね~

枝幸行きのバスがやって来ました。

乗客は乗り換えの同業者3名のみ。

夕暮れの車窓も良いですね。

18:13 本日の宿泊地枝幸に到着です。
ここから1.4キロ離れたホテルに歩いて行く予定でしたが、
バスで知り合った旅人若者二人も同じホテルとのこと。
タクシーに誘いました。(全額払うつもりが半額320円負担)

ホテルは、枝幸温泉ニュー幸林さん。

夕食付でビール2本込8600円也となり、この旅一番贅沢なお宿でした。

さあ、明日は7時10分のバスに乗るため早起きです。
おやすみなさい。

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