九州車中泊一人旅

マリーン

2014年05月12日 21:15

今まで何度往復したでしょう  
数え切れるほどではありますが、数えたことがありません。(記憶もとんでますし・・・)

いつも思っていました。
「もっとゆっくりと、途中の観光も楽しみながら往復したいなぁ~」
でも、限られた時間です。道中すべて高速道路上でした。

やっと実現できました。

この画像は新東名なので、まだ途中になります。
車のトリップメーターでは最終的に、走行距離 2954Kmです。コレを給油量で割ると、13.5K/Lでした。

ちょいと長いレポなので、
今年のGWは中途半端。
前後各4日の連休です。後半の4連休に3日間の有給休暇をくっつけました。9連休の出来上がりです。

初日は「フレックスタイム」なるものを活用し、混雑が始まる前に出発。
北陸道の木の本IC経由下道を快調に飛ばし小浜市の加斗PAにて宿泊。

翌日は天橋立を横目でにらみ、(天橋立はず~っと以前股覗きしたことがありますので今回パス)

伊根の舟屋見物遊覧船に乗り込みます。
伊根はトラサン映画を見て以来行ってみたい観光地でした。

旅の最初の見物先、1見目となります。

クリックしても動画再生とはなりません。あしからず。
かっぱえびせん¥100がおいてあります。どこの遊覧船も一緒ですね。
子供たちは舟屋よりカモメが珍しいようです。

2見目は、丹後半島の荒々しい自然美。


なかなか雄大なものがあります。

さらに進んで、3見目は餘部の鉄橋跡。

ここもず~っと以前通ったことがありますが、当時はもちろん鉄橋。今は近代的なコンクリート橋です。
観光客が意外に多く、ミニ渋滞となっていました。


話題性を求めてハワイ温泉入浴。360円と格安。

温泉の情緒は全く無く、温泉センターそのもの。 でも、4見目にしましょう。

鳥取砂丘は、手前のミニ砂丘を見たのでパス。(鳥取砂丘は、またまたず~っと以前訪れています)

5見目は、車のコマーシャルで有名になった境港の江島大橋。

周辺を含めてずーっと渋滞でした。半分以上は鳥取島根ナンバー以外です。
そういえばここら辺で見かける車のナンバーは、鳥取島根半々といった感じです。
いっそのこと合併したらいいんじゃないの?と思うのは私だけ?怒られるかな?

境港といえばゲゲゲですが、既に夕暮れ、事前のリサーチ不足で市内通過で終わってしまいました。
6見目にはならず。残念。

さて今夜の宿営地は「弓ヶ浜」展望駐車場です。


車で砂浜に出ることも出来ます。弓ヶ浜も観光地。6見目となります。


高速道路の無料区間の入り口を目指し、一般道を快走します。

宍道湖畔です。7見目。

そうこうする内に夕方には九州の実家に到着。

翌日、旧友に会おうと電話するも不在。
市内観光にします。

技術遺産の「筑後川昇開橋」。8見目。
案内人さんが同じ中学の一年下の方でした。私の同級生の名前がポンポンと出てきます。


故郷に帰ってきたらコレは外せませんね。

1日目はちゃんぽん、2日目をラーメンとしました。


市内で「従兄弟」の集まりがあり、会場までウォーキング。

重要文化財がありました。説明員さんによれば、以前は間貸ししていたそうです。9見目。

久しぶりの透明なイカの刺身。

イカはやはりこうでなくちゃ。 この後のテンプラも最高。

以前は実家滞在がメインでしたが、今回は「旅」の途中となります。
名残惜しくとも出発。

大宰府天満宮。

10見目。子供に頼まれての代参です。

途中福岡市内で、親戚のおばさんに会い、
北九州では会社の社員に会ってから離九(?)しました。


広島港から島へ渡ります。車に乗ったまま乗船出来ます。

アクションカメラの映像です。(静止画ですが)

車両は2台だけ。旅客はもっと乗っていますが、島の港の駐車場に停めてるようです。

行き先は、江田島北端の切串港。今夜の宿営地となります。

車は前進乗船、前進下船。船はバックしないで済むよう両方へ進むことが出来ます。

外観上の違いは、煙突の位置だけでした。


車中泊ですから朝早くに目が覚めます。
次の観光地「旧海軍兵学校」は10時30分スタートなので、港でノンビリ時間をつぶします。

のどかな中に慌ただしさを感じる島の朝の風景。


ノンビリしていたら、フェリーの中でゲットしたパンフレットを思い出し、開いてみると、

重巡「利根」の資料館が兵学校のチョイ先にありました。空襲で沈坐した場所の目の前だそうです。
利根は、私が好きな軍艦のひとつです。機能美的には大和より上だと思っています。11見目。

さて、程よい時間となりました。海上自衛隊術科学校入場です。12見目。

(ドライブレコーダーの映像です)

まだ時間がありますので売店などをブラブラ。

かなりオトクな作業服がありましたが、「関係者のみの販売」。残念。

見学者はこのバッチをつけなければなりません。

味気ないですね。 こんなもんかなやっぱり。

さていよいよ見学開始。案内人さんは海上自衛隊退官者だそうです。

案内人さんの声が講堂に響き渡りました。音響効果的な造りだそうです。

私も、「指がウズウズ」の案内人さんに撮ってもらいました。

ロケに良く使われるそうです。

坂の上の雲で使われた廊下。本木君がカッコよかったと案内人さん曰く。

近くで見たかった海竜。  終戦間際の特殊潜航艇です。

教育参考館を早く抜け出せばよかったと後悔しました。

お次は大和ミュージアムですが、その前に。


国道からちょっとだけはずれたトコにある慰霊碑です。だれも居ません。13見目。

ミュージアムです。14見目。

1/10ですから、搭載機は1mくらいになります。充分デカイ零観の模型ですね。
これだけでも博物館(資料館)で展示の価値あり。

モチロンお隣の潜水艦も訪問します。

15見目となりました。

再び島へ渡ります。

料金は¥720也。チト高いですが、7つの橋を渡りますのでむしろヤスッ。

今夜は道中唯一の旅館宿泊。
とりあえず宿のご主人にご挨拶した後、車を置いて歩いて向かうは、1キロ先の

大崎下島の御手洗地区です。 16見目。
ここ御手洗は、江戸時代の風待ち潮待ちで栄えた港町だそうです。

散策していると、

150年前開業の日本一古い時計屋さんや遊郭跡を観光できます。

ミカンの島らしく、軒先には


家々には

観光客を暖かく迎える気持ちが感じられます。
そういえば、島の中で3回ほど地元の方に「こんにちは」と声をかけられました。

ここでは立派な看板より

このほうが良く似合います。

たっぷり散策し、お風呂から上がれば、

メバルがメインです。どんぶりめしは食べきれずに残してしまいました。

夕食後、気になっていた目の前の船着場へ。

昭和の香りがプンプンでした。好きですこういうの。

宿の窓からも飽きずに眺めていました。

写真は、翌朝の日の出です。

朝食も素朴です。

何せ、1泊2食で¥6000(ビール大びん1本付けて)ですから。

翌朝は御手洗を一望する展望台へ向かいます。
帰路、ミカンジュース一杯100円が目に入り、

自転車ライダーさんとジュースを飲みながらしばし歓談。
右に見える自転車にリヤカーを付けた車両で、東京を2月に出発。
あっちこっちを周っているそうです。
体力、時間、お金、全て必要ですね。私には到底ムリ。

7つ目の橋を渡れば、岡村島。ここから先は橋がありません。フェリーのお世話になります。

左に写っている港の係員さんとこれまたしばし歓談。
「自分は熊本出身だけど、親が居なくなれば帰るのは法事くらいですよね~」

ここから。大三島の宗方港へ渡ります。

このフェリーは入り口が片方ですので、バックでの乗船となります。


今日のフェリーも2台のみ。乗客は運転手2名のみ。

大三島に上陸。大山祇神社へ向かいます。10時30分着。
着いたらすぐこの食堂「大漁」さんへ。開店は11時30分。
店の前に、予約表があったので記入。3番目でした。
神社の宝物館など見物(17見目)して入店。

480円メニューは、にぎり5貫もありますが、皆さん注文するのは、海鮮丼。

オプションメニューが豊富で、戦略見え見えですね。

折角ですが、あと香川のウドンも控えておりますので、¥100ポテサラのみとしました。


しまなみ街道経由四国上陸後、思い立って途中の関係会社に立ち寄り、ご挨拶。
そこで地元の社員の方に勧められたのが、観音寺の大釜うどん 

中途半端な時間のため、具はほとんど無し。

仮の夕食なので、トッピング無し、素うどんとしました。

超格安の 170円。Sサイズながらも充分なボリューム。
自宅近くのM製麺(全国チェーン?)よりはるかに安く、また、旨いうどんでした。

当初の計画では、ここが宿営地のはずでした。

でも、瀬戸大橋線と山陽道は料金体系は別扱い。
ということは横浜まで深夜料金適用のためには3時起き。
3時に起きて横浜までは運転ムリ。この夕日を眺められただけでヨシとしよう。

なので、ずっと先の山陽道淡河PAを最後の宿泊地としました。

ここからは、ただひたすら高速を走るだけ。
初日と最終日が一番疲れました。

今回の旅、長年の夢が叶った喜びと共に、また新たな発見の旅探しへの原動力となりました。

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