北海道車中泊旅

マリーン

2014年09月20日 17:44

「北海道の自然を満喫するドライブツアー」

やっと実現できました。

ホントはキャンツーとしたいところですが、
ヘタレキャンパーには敷居が高すぎ。安直なクルマ旅としました。(家族サービスも出来るし・・)
言い訳

前回の北海道旅は、「大名旅行」。今回は自前なのでいつもの「貧乏ツアー」です。

無事、無事故無被検挙で北海道をほぼ一周、不満もありましたが、それなりに楽しんできました。

長いレポなので、 
北海道へのフェリーはいろいろあります。
一般的に、新潟発が人気のようですが、本州での走行を最短としたいので、
大洗発苫小牧行き。商船三井のサンフラワーをチョイスしました。

初めての北海道行きフェリー。緊張で、長い待ち時間も気になりません。

いよいよ乗船開始です。

係員さんの指示がイマイチ理解できず若干のご迷惑もありましたが、何とか無事乗船完了。

乗船したらまずは、風呂。
さっぱりした後は、

念願のサッポロクラシック。

深夜便(1:45発)は、レストランが無い分自販機が充実しています。

ビールだけお世話になりました。

航海中はヒマヒマで、

甲板に出たり、本を読んだり、ベッドで寝っころがったり。

深夜便の「カジュアル」は、一段ベッドなので、立ち上がれます。

苫小牧着は19:45.

到着後、ホクレンとセイコマで食料調達し、二時間ほどの道の駅「三石」で最初の車中泊です。

翌朝早起きして向かうは、

初めての訪問です。1岬目となります。
今まで2回の北海道ですが、こちら方面は行ったことがありませんでした。

ちょいと北上すれば、

お金を敷き詰めるほどの工事費で有名ですね。

更に北上。

太平洋を望むことがウリだと思いましたが、

泉質勝負のようです。納得しました。

私がまだ若かった頃の有名な観光地。幸福駅です。

いまだ健在の観光地のようです。隣に停めた車のオバちゃんもびっくりしていました。

帯広市内を通りましたが、まだ一人旅なので「六花亭」に寄る気もせずスルー。

予定していた「本別町静山キャンプ場」には余裕の到着。
ダッシュボード上に設置したアクションカメラを見た山口県からの、
さすらいの旅人に声を掛けられました。

毎年9月10月の2ヶ月間彷徨っているとのことでした。ウラヤマシイ。

私のほうは、ド・ノーマルのミニバン。

車外で食事できるだけでも幸せです。(この後2日間の試練を未だ知る由もありません)
クルマの先の芝生がキャンプ地となります。無料です。

翌日は、いよいよ女房殿との合流。 搭乗機です。

とりあえずフェリーも飛行機も台風に邪魔されずヤレヤレといったとこです。

記念に一枚。

前回もここで撮ってますけどね。

釧路空港からは、まずは「釧路湿原展望台」。公営なのに入場料の高さにちょっとびっくり。

気をとりなおして、無料の観光地。

地元のおばあちゃんの話も聞けて、ずっと有意義な観光地でした。
背景の暗雲が先行きの不幸を暗示しています。

今回楽しみにしているのは、美堀峠から見る屈斜路湖を埋め尽くす雲海。
車中泊なので、まずは一湯。

地元の方ばかりで話も出来て楽しい入浴となりました。

さて、いよいよ美幌峠。

雲海を望むはずが、雲海の中に入ってしまいました。
到着から出発までずっと霧と小雨の中、残念っ。
代わりに看板でご紹介します。

くやしい~  の一言。

網走方面に向かいますが、観光地は前回訪問済み。

ライダーに有名な、呼人浦のキャンプ場です。

横浜ナンバーのライダーが張ってました。
北へ向かうとの事でしたので前途が案ぜられます。

左端が「能取岬」です。2岬目。

有名な「海に向かう道」もマアマアでした。

この後、ホクレン給油所にてフラッグゲット。

網走のお次は、紋別。

とりあえず紋別のシンボルにご挨拶。

いつもは貧乏旅行ですが、たまには

回らないお寿司を堪能します。
カニの町なのに、ズワイガニがちっちゃいとのご感想でした。

観光地。と思われる「出塚水産」。

寿司よりこっちのホタテのテンプラのほうが美味しかった??

今夜の宿営地。枝幸町のウスタイベ千畳敷キャンプ場です。

関東なら5000円でもおかしくないのに、無料。(ゴミも回収してくれます)
風と霧雨が無ければ最高のキャンプ場でした。

ウスタイベからちょいと北上すれば、3岬目。

神威岬。国鉄時代は灯台のすぐ下を線路が通っていたそうです。

オホーツク沿岸の道路はとにかく走りやすい道です。

雨さえなければね。(恨)
トイレを求めて急いで北上したら、大事なドライブコースを忘れてしまいました。
エサヌカ線です。無念っ。

道北最大と思われる観光地。4岬目。

寒さと雨で早々に撤退。これまた残念っ。

宗谷丘陵と稚内市内を通過し、もうひとつの最先端。

ノシャップ岬です。5岬目。

是非訪れたかった観光地。

昔の人はスゴイ。単なる構造物ではなく、芸術品に仕上げています。

稚内空港で次女をピックアップし、楽しみにしていたオロロンライン。雨は降り続きます。

近くの幌延ビジターセンターにも立ち寄りました。

途中の豪雨を突破。(経験したことの無い豪雨でした。)
留萌のホテルホワイトハウスにチェックイン後時間があったので、6岬目。

黄金岬。黄金は2回目ですね。夕日を狙ったカメラマン3人さん。残念だったようです。

夕食は、ここだと決めていた「将軍」さん。

なかなかの居酒屋さんでした。再訪したいとこです。

ホワイトハウスのウリは、朝食。

3種類の刺身とイクラが食べ放題。

ご利益を求めて訪問します。と言うか、昔見た「駅」の雰囲気を感じるためです。あくまでも。

折角増毛に来たので、観光します。

鮭の遡上も目撃できて満足です。

留萌に戻り、高速で旭川までワープ。
旭川駅で昼食後美瑛へ。

観光地はシッカリ巡ります。

近頃有名になったとこです。

道案内の看板がまだ完全には整備されてません。

今夜は上富良野のキャンプ場なので、一湯。

「Ho」を持っていきましたが、15時過ぎだったので無料にはなりません。
北海道キャンピングガイドのクーポン券で、600円が400円になりました。
標高1200mの露天風呂は風が爽やか。湯温もちょうどよく、地元の方としばし歓談。

中央のモンベルクロノスドームが私の寝床です。

同じ横浜ナンバーの車中泊オバちゃんに話しかけられてしばし情報入手。40日間だそうな。ウラヤマシ。

翌朝は一旦美瑛に戻り、ジェットコースターの路を経て、観光。新栄の丘です。

困ったものです。

富良野をスルーして、

昔見た映画の聖地訪問。高倉健さんと倍賞千恵子さんの人形です。

夕張から札幌へ向かう途中、発見。


札幌では、学生時代の友人と懐かしの再会。(家族は別行動。)
昔話で盛り上がりました。会ってよかった。

翌日は北海道最終日。
時計台、道庁、藻岩山を見物し、札幌駅で昼食となります。

観光客としては、札幌ラーメンは外せないでしょう。

家族は途中の新千歳空港から空路ご帰宅です。

結構な台数のクルマとバイク。

乗船前に仕入れたセイコマのお惣菜です。

夕方便はレストランがありますので、利用しない派には、ちと不便。

やっぱりヒマヒマ。ですが、今回は向かいのベッドの若いライダーさんとおしゃべり。

いろんな話をしたり聞いたり、旅はこれも楽しみですね。

午後2時、大洗着。現実に戻ります。



10日間の旅程中、船中泊2、車中泊4、テント泊1、ホテル泊2.
走行距離、2300KM。燃費13.29km/L.

かなり前から計画し、出発1週間前くらいまでは台風が来ない事を祈り、
釧路空港で女房殿と合流したとこまでは順調でしたが、
やられました。
クライマックスの美幌峠、ウスタイベキャンプ場では見事な悪天候。
このままでは収まりません。エサヌカ線のこともあり、出来れば来年リベンジツアー実行です。

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