今年から貼りはじめたステッカー。だいぶ賑やかになってきました。
(礼文島に渡るフェリーで渡された行き先シールは非売品です。)
女房殿からはみっともないとのご批判もありますが、増やしていくのが楽しみでもあります。
さて、行ってきました東北キャンツー旅。
東北は一人旅としては今まで二回廻っています。 昨年の車中泊旅と鉄道旅です。
バイク旅では、同じ方面でもクルマや鉄道とは違った旅を経験することが出来ますので計画を暖めてきました。
で、敗退とは??
行っては来ましたけど、途中から無念のUターンを余儀なくされました。
強力な台風接近が予想され、旅先で不安な数日を過ごすより、いっそのこと出直しが宜しかろうとの判断でした。
キスカ島撤収作戦での木村司令官の、「帰ればまた来ることが出来る」を思い出します。
悪条件下でのツーリングよりは、好天下が良いのは当然です。
では、旅を始めましょう。
恒例となった出発の儀式です。
好天下での出発なので、カッターシャツです。
安曇野迄はいつものコース。変わった事もなく、途中の写真無し。
今回の第一宿営地は、
安曇野市かじかの里公園キャンプ場。
ここの利用料、ナント百円。激安です。
張った所からの撮影ですが、
土曜にしては余裕のサイトです。再訪決定。
安曇野からは糸魚川市迄激走となります。
今回のツーリング、このルートとしたのは、
糸魚川市から新潟方面は鉄道でしか通っていないからです。
新潟市内は、高速並のバイパスを激走。
なんとか日暮れ前に二泊目の胎内市胎内平キャンプ場に到着しました。
管理人さんのご好意で、他の客が居ないということで避難小屋での宿泊を許可されました。
近くの温泉施設では地元の方との触れ合いは無かったのですが、
話を聞いているとかなりの訛り。
殆ど聞き取れませんでした。下越恐るべし。
キャンプ場の様子です。
利用料200円と、これまた激安です。
初めから避難した避難小屋。
お世話になりました。
今回のキャンツー旅での必須訪問地、笹川流れですが、
何だかよくわからないうちに通過してしまいました。下調べ必要ですね。
愛車にとって初めての山形県入り。
この後の初入県は、秋田県、岩手県となります。
以前から興味があった本間家旧宅。800円とチトお高いですが、入館。
ちなみに北海道増毛町の本間家とは関係ないそうです。
案内人さんによると玄関先の赤松は樹齢400年以上でパワーをもらえるとのこと。
もらった気分になりました。
こちらは別邸。
本邸は残念ながら撮影禁止でした。
当初計画では、秋田市近郊の無料キャンプ場大森山に目星を付けていましたが、
夜半からは雨の予報。冷たい風等々の悪条件に負けて旅館泊まりに変更しました。
秋田城跡近くの、旅館白鳥荘さんです。
バイクは玄関先に止めさせていただき、雨の心配はありません。
貧弱な夕食です。
料金もそれなりで、
素泊まり3100円、朝食付き3900円、二食付き5200円、
ビールを付けて5750円でした。
席の半数は物置になっています。
食事を付ける人は少ないと思われます。
岩風呂風。
貸し切り制です。
秋田と言えば、
ですよね。
800円相当の朝食。
コスパ的には夕食よりはマシかな?
予報通りの夜半からの雨が、窓の外のトタン屋根を一晩中叩いていました。
また、台風が近づいています。
心はすっかり萎えてしまいました。 気力が無くなると、尻に帆をかけて撤退です。
でも、横浜は遥か彼方。600キロ以上あります。高速乗れないので三日はかかります。
この点、原付き二種の弱点ですね。
本降りの中、シューズカバーまで装着した完全装備で出発。
横手市まで来ました。
横手市といえば、焼きそば。昨年末の鉄道旅で食べています。
今回は、専門店に入店。
メニューは焼きそばのみです。
焼きそばのふじわらさんでした。塩気がきつく、前回の食い道楽さんに軍配を上げます。
横手市といえばもう一つ、かまくらです。
マイナス10度は経験出来ませんでした。
北上市を経由し、奥州市前沢のライダーハウス、ばるかんに到着。
ココはシャワー、寝具付きで一泊千円で、冷蔵庫電子レンジも使えます。
外には、バーベキュー場あり。
安心の屋根付き駐輪場。
本場北海道をしのぐ、ライダーハウスらしいライダーハウスでした。
仙台以北の国道4号を移動するなら絶対再訪します。
300キロ以上爆走し、最後の宿泊地に到着しました。
前回(去年の北海道ツーリング)の時と同じ、ちょい飲みセット1020円也。
2%値上がりしています。
宿泊はこれまた同じ、
ウィークリー翔さん。今回の空いてる部屋は2100円でした。
朝食は、
越谷まで走ってから山田うどんの卵焼き朝食430円。
この後も雨に降られることもなく、
降り出した金曜日の前日、木曜日に無事帰宅しました。
五泊六日で走行距離1500キロメートル。
ガソリン代 5300円
宿代 8700円
食費 9600円
途中から切り上げた残念なキャンツーではありましたが、
東北方面の大雨による被害を考えると、むしろホッとしております。
無事に帰れば、また行くことが出来ます。
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