2025年06月20日
北海道キャンプツーリング 2025 その1

タイトル写真は、釧路銀鱗荘の花咲がにとズワイガニ。
腰が痛いだのと、なんだかんだ言いながら、結局今年も行ってきました。
というのも北海道キャンプツーリングは今回で10年連続10回目となる
記念すべきイベントとなるからです。
9回で中断すれば、何だか悔いが残りそうなのが最大の理由かな?
結局は腰の具合も悪化することもなく無事帰ってまいりました。
行って良かったです。
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さあ出発しましょう。
いつもの出発の儀式。

ごらんの通り雨は降っていません。
今年も栃木県を中継地として、ひたすら国道4号を北上するルートです。
あっという間に仙台港に到着(笑)。バイクで一番乗り。


太平洋フェリーの早割は二か月前からなので、3月末には予約完了でした。
尚、部屋はカプセルではなく、ちょっと贅沢エコノミーシングル(個室)。
乗船するフェリーは「きたかみ」。

駐輪するデッキは一段下の3デッキ。馴れたもんです。
夕食は、これまたいつもの近隣のイオン多賀城店で調達。

デッキに出て出港風景を眺めることもなく、乗船即風呂で、個室にこもりっきりでした。
朝になりました。 1200円と、ちと高めですが、

昼食を軽く早く済ませるために、バイキング朝食をいただきます。
ご飯はお代わりしましたが、おかずはこのままお代わりなし。

これで1200円。やっぱりコスパ悪いですよね~
苫小牧上陸。

いつもの期待と緊張が織り交じる瞬間であります。
キャンプ場に入る前に一応観光もしておきましょう。

何度も来ているのでパスしてもいいのですが、時間に余裕があったので・・・
襟裳岬から少し先の百人浜キャンプ場のバンガローにチェックイン。

ネットで軽く調べると5000円オーバーなので諦めていましたが、
よくよく調べると、5月中の平日なら1500円で泊まれます。
セコマで調達済みのジンギスカンが北海道初日の夕食となります。

なかなかの旨さと柔らかさでした。満足。
朝食はいつもの通り、前日の余りとカップそば。

セコマのカップそばは出汁が旨し。
ロケーションの良さも相俟って最高な朝食とコーヒーでした。
ノンビリした後出発です。

久しぶりの黄金道路。10年前初めてのキャンツーでも通っています。
残念。濃霧で景色が隠されています。
広尾の手前のフンベの滝。

こちらも10年前、偶然見つけた景勝地です。
定点観察地点の、昆布刈石展望台。 霧に包まれています。

ここに来るまでロードバイクにはちょいと厳しい石ころダートを突破しただけに残念。
霧の中、太平洋沿いを北上し、釧路に到達。
釧路の定宿、銀鱗荘にチェックイン。持ち込みの酒類を調達し、お楽しみの夕食。

昨年はカニ無しでしたが、他でいただく予定がないので500円高のカニ付きコース。
いつもの山盛り刺身。高級食材が並びます。
赤エビ、シマアジ、ヒラメ、マグロ、マグロ中トロ?、つぶ貝、北寄貝、ホタテ。

マグロは、長崎産の「近大マグロ」とのこと。有名な養殖マグロですね。
カニ完食後に食べ始めましたが、その時点でお腹の具合は少しふくれた状況。
シシャモです。

銀鱗荘で出されるシシャモです。スーパーで売られている「カラフトシシャモ」ではないですよね。
エビ汁。

ご飯は食べませんが、汁だけはいただくことにしています。
最後に出たのが、サクラマス。

さくらの滝でジャンプしているアレです。
銀鱗荘で軽く干してあり、柔らかくて凄く美味。
腹いっぱいでギブアップした状態です。

マグロを残したのも痛恨の極みですが、仕方ありません。 満腹です。
サクラマスの残り。

翌日のお昼のためにお持ち帰りにしてもらったら良かった。
カニ付き食事3500円と、ライダーハウス1500円。合わせて5000円也。
まだコスパ良し、と私は思います。 好きな魚を余らせるのはここだけです。
部屋に戻ります。

腹いっぱいでも追加のアルコールは欠かせませんねぇ。
朝になりました。出発しましょう。

いつものすき家の朝食。前回より値上がり、320円。
東へ向かいます。

定点観察地の旧初田牛駅。何故かスルーできません。
最東端、納沙布岬に到着。

工事中ということで最東端に到達出来ませんでした。
昼食は根室から離れるとき、地元のコンビニ「タイエー」で焼き鳥(豚串)を調達しておきました。

昨年は焼き鳥弁当でした。でも、今年は夕食のことを考慮し小食タイプといたしました。
焼き鳥はもちろん、煮卵おにぎりも絶品でした。
今夜のお宿、浜っこ山ちゃんに到着。

知床半島羅臼の市街地の手前にあるライダーハウス。食堂としては営業していないみたいです。
部屋の窓からは国後島。

ズームアップ。(新兵器のパナソニックのデジカメを活用、光学30倍ズーム)

こんなに近いのにね。
お楽しみの海鮮炉端焼き。

これは一人前です。
同宿される方が知床峠を時間制限で越えられなかったそうでキャンセル。冬季時間制限の最終日でした。

おかげさまで、おかみさんから「食べて~」となりました。貝類倍増。一人分だけでも大変なのに・・・
ここでもいっぱい余りました。二日連続魚三昧。
食事会場はこんな感じ。

以前と全く変わっていません。前回の利用は2018年でした。料金も変わらず。
このブログを書いてるのでいつの訪問かすぐ分かります。これもブログの恩恵。
このライハ、有難い布団付き。炉端焼き付きで3500円。
宿泊料と表記するには、宿の構造上無理でしょう。(非常口無し)

部屋はきれいですが、トイレに難が。一旦屋外に出なければなりません。夜間頻尿にはつらい。
ゆっくりの出発でした。
荷造りの途中、目の前の小学校に向かう生徒諸君や関係者に「おはようございます」と声かけられました。
3月の瀬戸内御手洗でも声掛けが多かったです。その土地が好きになりますね。
知床横断道入り口、今日から時間制限無しなのに初日は前日と同じく8時開門。ゆっくり出発して良かったです。

数分の待ち時間で済みました。
知床峠到着。

今回、ここではミッションがあります。 ライブカメラ遊びです。
ここには静止画ですがライブカメラが稼働しています。

3方向のカメラがあり、20分ごとの撮影です。1時間ごとに一巡します。
国後島方面の画像

残念。逆光です。時間帯が良ければくっきり見えます。
羅臼岳方面。

こちらも鮮明ではありませんね~
バイクやキャンピングカーの方とお話ししましたが、
この先1キロあたりの路上でついさっき、熊の親子が出たとか。
クルマなら平気でしょうが、こちらは無防備。ビビりました。
怖いような出会いたいような複雑な気分。
結局出会いは無かったですけどね。
知床半島を後にして向かうは、


これも定点観察地、さくらの滝。一昨日食べたあの魚です。
本格シーズン前で仕方ありませんが、例年と比べると少なめのような。
埼玉からの車中泊撮影旅行中の方も「残念」の連発。
水量が非常に多いようで、一分間に5~6匹と言ったところです。
この後、小清水の温泉施設(雑誌Hoで半額)経由、お気に入りの呼人浦キャンプ場へ。

夕日は望めませんでした。

5~6組だったような。
設営後いつものスーパー、ベーシックで調達。網走と言えばベーシック。

当夜の気温は9℃台。あまり寒くなかったです。
朝です。割とゆっくりの撤収でしたが、本日はロングツーリングとなります。

目的地は300キロ先の宗谷岬。
紋別までやってきました。いつもの定点観察地。

写真一枚撮って早々に出発。
紋別と言えばこれまた出塚水産。

揚げたてのさつま揚げ、絶品です。
紋別から更に宗谷岬に向けて激走。
途中、風は強く気温も10度以下。おまけに霧でウインドスクリーンに水滴がつくほどです。
芯から冷え凍えました。
網走から宗谷岬までは約300キロ、8時出発15時到着で7時間かかっています。
途中、紋別、雄武、枝幸などで休憩していますので実質6時間くらい?
寒いのでスピードはそれほど出していません大体60キロ以下。
平均速度は50キロでした。本州では、30キロくらいかな。
15時という早い到着にも拘らず、民宿宗谷岬さんには快く受け入れていただき、
すぐに熱い風呂にも入れました。3人は入れる風呂ですが、冷え切った体でお湯が冷めないかと心配。

このお宿、2021年春にお世話になっています。鉄道バスの乗り継ぎ旅で、
その時と同じ部屋でした。
お楽しみの夕食。これが目当てで泊まったといっても過言ではありません。タコしゃぶメインです。

遠い波音と、風の音を子守唄に宗谷岬の夜は更けていきました。
続く

ごらんの通り雨は降っていません。
今年も栃木県を中継地として、ひたすら国道4号を北上するルートです。
あっという間に仙台港に到着(笑)。バイクで一番乗り。


太平洋フェリーの早割は二か月前からなので、3月末には予約完了でした。
尚、部屋はカプセルではなく、ちょっと贅沢エコノミーシングル(個室)。
乗船するフェリーは「きたかみ」。

駐輪するデッキは一段下の3デッキ。馴れたもんです。
夕食は、これまたいつもの近隣のイオン多賀城店で調達。

デッキに出て出港風景を眺めることもなく、乗船即風呂で、個室にこもりっきりでした。
朝になりました。 1200円と、ちと高めですが、

昼食を軽く早く済ませるために、バイキング朝食をいただきます。
ご飯はお代わりしましたが、おかずはこのままお代わりなし。

これで1200円。やっぱりコスパ悪いですよね~
苫小牧上陸。

いつもの期待と緊張が織り交じる瞬間であります。
キャンプ場に入る前に一応観光もしておきましょう。

何度も来ているのでパスしてもいいのですが、時間に余裕があったので・・・
襟裳岬から少し先の百人浜キャンプ場のバンガローにチェックイン。

ネットで軽く調べると5000円オーバーなので諦めていましたが、
よくよく調べると、5月中の平日なら1500円で泊まれます。
セコマで調達済みのジンギスカンが北海道初日の夕食となります。

なかなかの旨さと柔らかさでした。満足。
朝食はいつもの通り、前日の余りとカップそば。

セコマのカップそばは出汁が旨し。
ロケーションの良さも相俟って最高な朝食とコーヒーでした。
ノンビリした後出発です。

久しぶりの黄金道路。10年前初めてのキャンツーでも通っています。
残念。濃霧で景色が隠されています。
広尾の手前のフンベの滝。

こちらも10年前、偶然見つけた景勝地です。
定点観察地点の、昆布刈石展望台。 霧に包まれています。

ここに来るまでロードバイクにはちょいと厳しい石ころダートを突破しただけに残念。
霧の中、太平洋沿いを北上し、釧路に到達。
釧路の定宿、銀鱗荘にチェックイン。持ち込みの酒類を調達し、お楽しみの夕食。

昨年はカニ無しでしたが、他でいただく予定がないので500円高のカニ付きコース。
いつもの山盛り刺身。高級食材が並びます。
赤エビ、シマアジ、ヒラメ、マグロ、マグロ中トロ?、つぶ貝、北寄貝、ホタテ。

マグロは、長崎産の「近大マグロ」とのこと。有名な養殖マグロですね。
カニ完食後に食べ始めましたが、その時点でお腹の具合は少しふくれた状況。
シシャモです。

銀鱗荘で出されるシシャモです。スーパーで売られている「カラフトシシャモ」ではないですよね。
エビ汁。

ご飯は食べませんが、汁だけはいただくことにしています。
最後に出たのが、サクラマス。

さくらの滝でジャンプしているアレです。
銀鱗荘で軽く干してあり、柔らかくて凄く美味。
腹いっぱいでギブアップした状態です。

マグロを残したのも痛恨の極みですが、仕方ありません。 満腹です。
サクラマスの残り。

翌日のお昼のためにお持ち帰りにしてもらったら良かった。
カニ付き食事3500円と、ライダーハウス1500円。合わせて5000円也。
まだコスパ良し、と私は思います。 好きな魚を余らせるのはここだけです。
部屋に戻ります。

腹いっぱいでも追加のアルコールは欠かせませんねぇ。
朝になりました。出発しましょう。

いつものすき家の朝食。前回より値上がり、320円。
東へ向かいます。

定点観察地の旧初田牛駅。何故かスルーできません。
最東端、納沙布岬に到着。

工事中ということで最東端に到達出来ませんでした。
昼食は根室から離れるとき、地元のコンビニ「タイエー」で焼き鳥(豚串)を調達しておきました。

昨年は焼き鳥弁当でした。でも、今年は夕食のことを考慮し小食タイプといたしました。
焼き鳥はもちろん、煮卵おにぎりも絶品でした。
今夜のお宿、浜っこ山ちゃんに到着。

知床半島羅臼の市街地の手前にあるライダーハウス。食堂としては営業していないみたいです。
部屋の窓からは国後島。

ズームアップ。(新兵器のパナソニックのデジカメを活用、光学30倍ズーム)

こんなに近いのにね。
お楽しみの海鮮炉端焼き。

これは一人前です。
同宿される方が知床峠を時間制限で越えられなかったそうでキャンセル。冬季時間制限の最終日でした。

おかげさまで、おかみさんから「食べて~」となりました。貝類倍増。一人分だけでも大変なのに・・・
ここでもいっぱい余りました。二日連続魚三昧。
食事会場はこんな感じ。

以前と全く変わっていません。前回の利用は2018年でした。料金も変わらず。
このブログを書いてるのでいつの訪問かすぐ分かります。これもブログの恩恵。
このライハ、有難い布団付き。炉端焼き付きで3500円。
宿泊料と表記するには、宿の構造上無理でしょう。(非常口無し)

部屋はきれいですが、トイレに難が。一旦屋外に出なければなりません。夜間頻尿にはつらい。
ゆっくりの出発でした。
荷造りの途中、目の前の小学校に向かう生徒諸君や関係者に「おはようございます」と声かけられました。
3月の瀬戸内御手洗でも声掛けが多かったです。その土地が好きになりますね。
知床横断道入り口、今日から時間制限無しなのに初日は前日と同じく8時開門。ゆっくり出発して良かったです。

数分の待ち時間で済みました。
知床峠到着。

今回、ここではミッションがあります。 ライブカメラ遊びです。
ここには静止画ですがライブカメラが稼働しています。

3方向のカメラがあり、20分ごとの撮影です。1時間ごとに一巡します。
国後島方面の画像

残念。逆光です。時間帯が良ければくっきり見えます。
羅臼岳方面。

こちらも鮮明ではありませんね~
バイクやキャンピングカーの方とお話ししましたが、
この先1キロあたりの路上でついさっき、熊の親子が出たとか。
クルマなら平気でしょうが、こちらは無防備。ビビりました。
怖いような出会いたいような複雑な気分。
結局出会いは無かったですけどね。
知床半島を後にして向かうは、


これも定点観察地、さくらの滝。一昨日食べたあの魚です。
本格シーズン前で仕方ありませんが、例年と比べると少なめのような。
埼玉からの車中泊撮影旅行中の方も「残念」の連発。
水量が非常に多いようで、一分間に5~6匹と言ったところです。
この後、小清水の温泉施設(雑誌Hoで半額)経由、お気に入りの呼人浦キャンプ場へ。

夕日は望めませんでした。

5~6組だったような。
設営後いつものスーパー、ベーシックで調達。網走と言えばベーシック。

当夜の気温は9℃台。あまり寒くなかったです。
朝です。割とゆっくりの撤収でしたが、本日はロングツーリングとなります。

目的地は300キロ先の宗谷岬。
紋別までやってきました。いつもの定点観察地。

写真一枚撮って早々に出発。
紋別と言えばこれまた出塚水産。

揚げたてのさつま揚げ、絶品です。
紋別から更に宗谷岬に向けて激走。
途中、風は強く気温も10度以下。おまけに霧でウインドスクリーンに水滴がつくほどです。
芯から冷え凍えました。
網走から宗谷岬までは約300キロ、8時出発15時到着で7時間かかっています。
途中、紋別、雄武、枝幸などで休憩していますので実質6時間くらい?
寒いのでスピードはそれほど出していません大体60キロ以下。
平均速度は50キロでした。本州では、30キロくらいかな。
15時という早い到着にも拘らず、民宿宗谷岬さんには快く受け入れていただき、
すぐに熱い風呂にも入れました。3人は入れる風呂ですが、冷え切った体でお湯が冷めないかと心配。

このお宿、2021年春にお世話になっています。鉄道バスの乗り継ぎ旅で、
その時と同じ部屋でした。
お楽しみの夕食。これが目当てで泊まったといっても過言ではありません。タコしゃぶメインです。

遠い波音と、風の音を子守唄に宗谷岬の夜は更けていきました。
続く