2019年10月27日
秋の乗り放題パス 磐越西線、高山本線 の巻

私がSL列車に乗車するのはちょうど50年ぶりとなります。(確か久大線が最後)
正直今までSL列車には殆ど興味はありませんでした。
でも、認識が変わりました。
会津若松駅でSLを間近にした時のオイルの匂い、車体から感じる熱気が
機械ではありますがまるで生きている事を感じさせるものがありました。
吐き出す煙の懐かしい匂い、しゅっしゅっポッポの喘ぐような音、
また機会があればぜひ乗ってみたい列車です。
今回の旅は昨年も利用した、秋の乗り放題パスです。
全国のJR線に三日間自由に乗り降り出来ます。特急はNGですけどね。
(新幹線、特急に乗るときは乗車券代も追加購入です。)
さて、出発します。
横浜駅を7時前に乗車。北へ向かいます。

やはり旅はボックスシートですね。
宇都宮駅に到着しました。

9時47分の黒磯行きに乗り継ぎます。
黒磯駅に到着。東北線の状況のアナウンスによれば、
この先、台風の後遺症で不通区間があるとのこと。
駅員さんに相談すると、会津若松に15時迄に到着したいなら、代行バスでは無理。
郡山まで新幹線を利用するしかないとの御託宣。
磐越西線の運転状況は出発前にチェックしていましたが、東北本線は意外でした。
で、那須塩原駅までバックし、

泣く泣く3100円の出費。
会津若松駅到着。

おかげで早い到着となったので時間が余り、近くのホームセンターを偵察。
荒縄や除雪用品、農業機材など興味深いものがあります。
お待ちかね、SLばんえつ物語号の入線です。

元々の計画では普通の各駅停車でしたが、春の時刻表を見ているとSLとの記載があります。
ネットで調べると、出発日の22日は運転日です。530円の指定席券も購入しました。
ボイラーは昭和33年ですが、


車体そのものは終戦直後の製造でした。
雨模様のせいか、一両20ボックス中15ボックスは空いています。


新津方面の最後尾は普通席の展望車です。
会津若松方面なら、最後尾はグリーン車で普通席券では立入禁止です。
途中二つの駅で、点検停車。

不調ではなく、時刻表通りです。
点検停車中、記念撮影もしてくれます。

暗くなってからの撮影となって、チト残念。
後半は暗い中での乗車でしたが、

客車内の薄暗い照明は夜汽車の雰囲気を味わえ、これはこれでアリでした。
新潟駅到着。宿は近くのシングルイン新潟第一さん。三千円也。

楽天トラベルで予約しました。
翌日は快晴。

長岡経由の方が早く進めますが、乗った事がない越後線をチョイス。
学生諸君で満員です。
途中の吉田駅で乗り換え、柏崎駅に到着。

信越線に乗り換えます。
昨年の秋通った青海川駅の近くです。

上天気でラッキーでした。
終点、直江津駅到着。
駅前のホテルでランチをやっていました。

選んだのは、メギスフライ定食。千円でお釣り。
キスの一種かなと思って食べましたが、後で調べると全く違い、深海魚だそうです。
それが分かっていればまた違った食味だったかも。
JR線はココ直江津駅まで。
この後、越後トキメキ鉄道、あいの風富山鉄道と乗り継ぎます。

泊駅からは、あいの風。

直江津富山間三千円也。乗り放題パスでは不可、別料金です。
富山駅に到着しましたが、1時間半の乗り換え時間があります。

北口の北陸電力の展示ルームを見学してもすぐに終わり。
無料の展望エレベーターからの撮影です。
以前出張で、この上の和食店でご馳走になった事を思い出しました。
余った時間で、一周30分の市内電車に乗車。

観光案内はありませんが(当然)、いい暇つぶしでした。

新型車でした。210円也。
さて、いよいよ高山線に乗車します。

しばらくは学生諸君で超満員でしたが、

越中八尾駅を過ぎればご覧の通りです。
終着駅の猪谷駅からは、JR東海の縄張りとなります。

絶景であろう渓谷を見ることが出来ず残念。
さすがにガラガラです。

明る過ぎて夜汽車の雰囲気全く無し。
飛騨古川駅到着。

後藤酒店さんで今夜の地酒を調達。開いてて良かった。(近くにコンビニ無し)
旅館のとやさんにチェックイン。
すぐに熱熱の風呂に入り、上がったら、

布団が敷いてあり、食事も用意してありました。
おかずは適量でしたが、

ご飯の量が凄かった。

自家栽培のお米だそうで、美味しかったのに殆ど残しました。残念。
宿帳。年季が入っています。

ついでに、コメント(気ままな一人旅云々)も書いておきました。
後藤酒店さんで仕入れた蓬莱。

後藤酒店さんは、蓬莱蔵元の渡辺酒造店のお向かいにあります。
朝から凄い量です。

もちろん殆ど残し。

地元の食材を織り交ぜてあるようで、女将さんが説明してくれました。
食事もまあまあ、部屋食、十畳間など好条件なのに、
税込み6600円。ビールは嬉しい大瓶660円也でした。
また泊まりたい宿です。
女将さんに撮ってもらいました。

百メートル弱先の交差点から振り返ると、まだ立っていて手を振ってくれました。
初めての経験。感激です。
渡辺酒造店。

蓬莱は、三河のほうかと思っていました。知らなかったぁ~。(飛騨の文字に気付かなかった?)
後藤酒店さんです。

店内は酒の種類が凄いです。こんな店、初めてです。
ココ飛騨の匠文化館。残念ながら休館日でした。

軒先の白い部分は、大工の紋章「雲」だそうです。心意気が伝わってきます。
国の重要無形文化財、起し太鼓。

この後訪れたまつり会館で、勇壮な祭(のビデオ)を見ることが出来ました。
堀割も風情があります。

街中を歩いていると、地元の方から「おはようございます」。
瀬戸内海の大崎下島御手洗(みたらい)以来かな?

こちらは、蒲酒造場。

白真弓という銘柄の酒を造っているようです。初めて聞く銘柄です。
案内人さんに撮ってもらいました。

どちらにお泊りでしたか? のとやさんですよ。 に対し、
「親切な女将さんだったでしょう?」
やっぱり評判いいみたいです。
9時58分の列車に乗車すべく駅に向かいます。



大都会の様相の高山駅前に対し、古川はひっそりとした雰囲気です。
好きですねぇ。
これから帰路につきます。帰宅は、11時間後の予定です。

高山駅からしばらくはこんな感じでしたが、

下呂駅から乗り込んだ多数の乗客の中、
九州弁をでっかい声で話す四人組の高齢者には閉口しました。
九州の評判を落としていますねェ。
美濃太田駅で乗り継ぎ、岐阜駅です。

ここから東海道線となります。
悪名高き、魔の静岡県と呼ばれている区間ですが、
浜松発熱海駅行きは、3時間位かかるのに、トイレ無し車両でした。
幸い、沼津駅でしばらく停車したおかげで事なきを得ました。
今回お世話になったチケット。

JR線区間は普通に乗車券を購入すると二万円くらいのところ、7850円となります。
秋の乗り放題パスは2泊3日。中途半端なのでルートの選定に悩みます。
早速来年のルートの検討に取り掛かることにします。
が、その前に、青春18や北海道&東日本パスもあります、、、、

やはり旅はボックスシートですね。
宇都宮駅に到着しました。

9時47分の黒磯行きに乗り継ぎます。
黒磯駅に到着。東北線の状況のアナウンスによれば、
この先、台風の後遺症で不通区間があるとのこと。
駅員さんに相談すると、会津若松に15時迄に到着したいなら、代行バスでは無理。
郡山まで新幹線を利用するしかないとの御託宣。
磐越西線の運転状況は出発前にチェックしていましたが、東北本線は意外でした。
で、那須塩原駅までバックし、

泣く泣く3100円の出費。
会津若松駅到着。

おかげで早い到着となったので時間が余り、近くのホームセンターを偵察。
荒縄や除雪用品、農業機材など興味深いものがあります。
お待ちかね、SLばんえつ物語号の入線です。

元々の計画では普通の各駅停車でしたが、春の時刻表を見ているとSLとの記載があります。
ネットで調べると、出発日の22日は運転日です。530円の指定席券も購入しました。
ボイラーは昭和33年ですが、


車体そのものは終戦直後の製造でした。
雨模様のせいか、一両20ボックス中15ボックスは空いています。


新津方面の最後尾は普通席の展望車です。
会津若松方面なら、最後尾はグリーン車で普通席券では立入禁止です。
途中二つの駅で、点検停車。

不調ではなく、時刻表通りです。
点検停車中、記念撮影もしてくれます。

暗くなってからの撮影となって、チト残念。
後半は暗い中での乗車でしたが、

客車内の薄暗い照明は夜汽車の雰囲気を味わえ、これはこれでアリでした。
新潟駅到着。宿は近くのシングルイン新潟第一さん。三千円也。

楽天トラベルで予約しました。
翌日は快晴。

長岡経由の方が早く進めますが、乗った事がない越後線をチョイス。
学生諸君で満員です。
途中の吉田駅で乗り換え、柏崎駅に到着。

信越線に乗り換えます。
昨年の秋通った青海川駅の近くです。

上天気でラッキーでした。
終点、直江津駅到着。
駅前のホテルでランチをやっていました。

選んだのは、メギスフライ定食。千円でお釣り。
キスの一種かなと思って食べましたが、後で調べると全く違い、深海魚だそうです。
それが分かっていればまた違った食味だったかも。
JR線はココ直江津駅まで。
この後、越後トキメキ鉄道、あいの風富山鉄道と乗り継ぎます。

泊駅からは、あいの風。

直江津富山間三千円也。乗り放題パスでは不可、別料金です。
富山駅に到着しましたが、1時間半の乗り換え時間があります。

北口の北陸電力の展示ルームを見学してもすぐに終わり。
無料の展望エレベーターからの撮影です。
以前出張で、この上の和食店でご馳走になった事を思い出しました。
余った時間で、一周30分の市内電車に乗車。

観光案内はありませんが(当然)、いい暇つぶしでした。

新型車でした。210円也。
さて、いよいよ高山線に乗車します。

しばらくは学生諸君で超満員でしたが、

越中八尾駅を過ぎればご覧の通りです。
終着駅の猪谷駅からは、JR東海の縄張りとなります。

絶景であろう渓谷を見ることが出来ず残念。
さすがにガラガラです。

明る過ぎて夜汽車の雰囲気全く無し。
飛騨古川駅到着。

後藤酒店さんで今夜の地酒を調達。開いてて良かった。(近くにコンビニ無し)
旅館のとやさんにチェックイン。
すぐに熱熱の風呂に入り、上がったら、

布団が敷いてあり、食事も用意してありました。
おかずは適量でしたが、

ご飯の量が凄かった。

自家栽培のお米だそうで、美味しかったのに殆ど残しました。残念。
宿帳。年季が入っています。

ついでに、コメント(気ままな一人旅云々)も書いておきました。
後藤酒店さんで仕入れた蓬莱。

後藤酒店さんは、蓬莱蔵元の渡辺酒造店のお向かいにあります。
朝から凄い量です。

もちろん殆ど残し。

地元の食材を織り交ぜてあるようで、女将さんが説明してくれました。
食事もまあまあ、部屋食、十畳間など好条件なのに、
税込み6600円。ビールは嬉しい大瓶660円也でした。
また泊まりたい宿です。
女将さんに撮ってもらいました。

百メートル弱先の交差点から振り返ると、まだ立っていて手を振ってくれました。
初めての経験。感激です。
渡辺酒造店。

蓬莱は、三河のほうかと思っていました。知らなかったぁ~。(飛騨の文字に気付かなかった?)
後藤酒店さんです。

店内は酒の種類が凄いです。こんな店、初めてです。
ココ飛騨の匠文化館。残念ながら休館日でした。

軒先の白い部分は、大工の紋章「雲」だそうです。心意気が伝わってきます。
国の重要無形文化財、起し太鼓。

この後訪れたまつり会館で、勇壮な祭(のビデオ)を見ることが出来ました。
堀割も風情があります。

街中を歩いていると、地元の方から「おはようございます」。
瀬戸内海の大崎下島御手洗(みたらい)以来かな?

こちらは、蒲酒造場。

白真弓という銘柄の酒を造っているようです。初めて聞く銘柄です。
案内人さんに撮ってもらいました。

どちらにお泊りでしたか? のとやさんですよ。 に対し、
「親切な女将さんだったでしょう?」
やっぱり評判いいみたいです。
9時58分の列車に乗車すべく駅に向かいます。



大都会の様相の高山駅前に対し、古川はひっそりとした雰囲気です。
好きですねぇ。
これから帰路につきます。帰宅は、11時間後の予定です。

高山駅からしばらくはこんな感じでしたが、

下呂駅から乗り込んだ多数の乗客の中、
九州弁をでっかい声で話す四人組の高齢者には閉口しました。
九州の評判を落としていますねェ。
美濃太田駅で乗り継ぎ、岐阜駅です。

ここから東海道線となります。
悪名高き、魔の静岡県と呼ばれている区間ですが、
浜松発熱海駅行きは、3時間位かかるのに、トイレ無し車両でした。
幸い、沼津駅でしばらく停車したおかげで事なきを得ました。
今回お世話になったチケット。

JR線区間は普通に乗車券を購入すると二万円くらいのところ、7850円となります。
秋の乗り放題パスは2泊3日。中途半端なのでルートの選定に悩みます。
早速来年のルートの検討に取り掛かることにします。
が、その前に、青春18や北海道&東日本パスもあります、、、、
Posted by マリーン at 10:51│Comments(0)
│19年